しばらく最新情報がなかったんですが、負味公式サイトに次回作の特設ページがアップされました。
廻天百眼さんが主催する井の頭公園を貸し切った野外イベント『黒色サロス』に参加させていただくことになりました。
詳細は特設ページに譲りますが、イベントが行われる7月22日は皆既日食が起こる日ということで、日食の始まりから終わりにかけて野外劇が進行するようです。なんだかすごい企画ですね。
廻天百眼さんは、学習院大学演劇部時代の後輩で現在舞台を中心に多方面で活躍している大島朋恵さんが所属していた劇団です(現在は退団してレギュラーゲストのような形らしい)。
負味は井の頭公園の一部を貸していただき、映像と書画によるアート・パフォーマンスのような事をする予定です。
こういったアート作品は、負味では初めての試みになります。もう本番一週間前ですが、いまだに成功できるか不安でしょうがないです。
パフォーマーでは、諸事情により前回公演に出演できなかった青木賢治氏が久々の登場です。青木さんは武術修業の傍ら、『負味と申します。』の特設ページで使った水墨画を描いてくれたりと、なんだか宮本武蔵みたいな人です。
映像と書画のコラボレーションというのは、研究者肌の僕と、芸術家肌の青木氏にはぴったりの組み合わせかもしれません。
ちなみに、個人的なことで恐縮ですが、実は7月22日というのは僕の誕生日でして、さらに僕の祖父の命日でもあります。太陽が月に隠れる現象を考えていたとき、ふとそんな事を思い出して、作品の構想が固まっていきました。
つらつらと書いてしまいましたが、イベントは平日の真昼間なので、見に来られる方は少ないでしょうね…。それに、イベントを見に来るくらいなら日食を見ますよね、普通…。
まぁ、入場は無料ですので、もし近くにお住まいの方やお時間のある方などは、日食観察ついでにイベントを見物されていっても面白い、かもしれません。
では、長文失礼いたしました。