2009年07月07日

今日も売られていくあの子

保育園なのか幼稚園なのかはわかりませんが、公園で大勢の子供が散歩しているのをよく見かけます。
二人づつ手をつないで列になって歩くというのが一般的ですが、列になって歩くのも困難な幼い子供達の場合、柵の付いた手押し車に乗せられて、その手押し車を保育士が押している事が多いです。
あの柵付き手押し車はなんという名称なのでしょう?私は「奴隷市場」と呼んでいるのですが、あの手押し車に乗せられた子供達の顔が好きです。
皆、遠い目をしています。あれは売られていく奴隷の目なのだと思っていました。
しかし、最近気付いたのです。自分が「奴隷の目」だと思っていたのは実は「檻の中から外を眺める目」にすぎないのではないかと。
「売られていく奴隷」の姿を想像して見てください。ぼろぼろの服、汚れた顔、何日も洗っていない髪、他の奴隷を傷つけないように爪だけはちゃんと切られた荒れた手、そして今まで暮らしていた場所とは全く違う世界を眺める目。
しかし、その目は「奴隷の目」ではないのです。
檻の中に入れられるだけで人はそんな目になってしまうのです。きっと。
試しに家の近所の駐車場に入って、フェンスの金網を掴みながら外を見てみました。
思わず、少し遠くを眺めてしまいました
その時、僕もきっとあの目をしていたはずです。


posted by まけあじ at 06:47| 塩瀬篤也 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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