
2009年07月29日
第1回 落合南長崎映画祭
こんばんは。足利です。
7月25日、落合南長崎にて負味が主催する映画祭がひっそりと開かれました。
この映画祭は、前回公演『負味と申します。』に参加してくれたメンバーを中心に、みんなでオススメ映画を出し合って鑑賞しましょう、という企画です。
映画祭っていうか鑑賞会ですね…。
今回エントリーされた映画は6作品。
その中から審査員長である私が、推薦文を読んで独断と偏見により4作品まで絞り込みました。
出品する映画に関する条件は以下の2点だけです。
・2時間以内の作品
・なるべくみんなが観てなさそうな作品
上記さえ満たしていればジャンルや国籍は問わずなんでもOKです。
さて、見事一次選考を通過して、映画祭で上映された4作品は…
順番に紹介していきます。
マネキン Mannequin
アメリカ 1987年
前回公演に客演していただいた武孝太朗さんが推薦してくれた作品。
仕事を首になってばかりの冴えない青年と魂の宿ったマネキンが恋をするファンタジック・ラブ・コメディー。
登場人物がことごとくみんな馬鹿ですが、敵も味方も憎めないキャラばかりで安心して見れます。
八十年代らしい夢のあるキラキラしたお話でした。
最初の設定があまり生きてなかったのは残念ですが、そこはご愛嬌でしょうか。
この映画は、ひとりで観るより、みんなで観たほうが楽しめそう。
秒速5センチメートル
日本 2007年
岡庭さん推薦。今回唯一のアニメーション。
主人公が少年時代に経験した初恋の少女との別れから、大人になるまでを淡々と描いた作品です。
背景画が非常にリアルで、新宿とか知ってる場所が出てくるたびに反応してしまいました。
ピュアすぎるくらいピュアなストーリーは、個人的にはストライクゾーンなんですが、みんなで観るのは若干気恥ずかしさを感じました。
しかし問題は、あのラストの歌です。あれがすべてを台なしにしていたと思います。残念。
柔道龍虎房
香港 2004年
主宰塩瀬の推薦作。
変化球きました。香港アクションなのに柔道です。
ただし、設定以外は決して変化球ではなく、案外ちゃんとした友情物のお話。バイオレンスかと思いきや意外と爽やか。映像も無駄にスタイリッシュ。タイトルはB級っぽいが、中身はしっかり骨太な映画です。
しかし、なんでこの界隈の奴らはみんな柔道やってんのか。そもそもそれ本当に柔道なのか。疑問が沸くところはやはり香港アクションですね。
リトル・ストライカー There's Only One Jimmy Grimble
UK 2000年
映画祭ラストを飾るのは久保寺さんの推薦作品。
主人公はサッカー大好き少年。でも、試合では緊張して全然実力が出せない。そんなある日、謎のおばあちゃんから魔法のシューズをもらうのだが……。
奇をてらうことのないストレートで爽やかな映画です。これを日本でやったらただのベタベタな話ですが、イギリス人がやると妙な説得力があります。
ベタベタといっても、ひとつのシューズから、イジメや家庭環境など複合的な問題が解決していくストーリーは案外秀逸で、飽きずに観れました。
以上、見事にバラけた感じです。
個人的には、『リトル・ストライカー』以外は普段自分の意思で手に取らないような映画だったので新鮮でしたね。それぞれに見所があって楽しかったです。
そして…
鑑賞後におこなわれた投票の結果、第1回落合南長崎映画祭のグランプリは、武さん推薦の『マネキン』に決定しました!
武さんには賞品としてクラシック映画『砂漠の三銃士』のDVDがプレゼントされました。
おめでとうございます。
約7時間におよぶ長丁場でしたが、誰ひとり脱落することなく、静かな熱気と共に映画祭は幕を下ろしました。
7月25日、落合南長崎にて負味が主催する映画祭がひっそりと開かれました。
この映画祭は、前回公演『負味と申します。』に参加してくれたメンバーを中心に、みんなでオススメ映画を出し合って鑑賞しましょう、という企画です。
映画祭っていうか鑑賞会ですね…。
今回エントリーされた映画は6作品。
その中から審査員長である私が、推薦文を読んで独断と偏見により4作品まで絞り込みました。
出品する映画に関する条件は以下の2点だけです。
・2時間以内の作品
・なるべくみんなが観てなさそうな作品
上記さえ満たしていればジャンルや国籍は問わずなんでもOKです。
さて、見事一次選考を通過して、映画祭で上映された4作品は…
順番に紹介していきます。
マネキン Mannequin
アメリカ 1987年
前回公演に客演していただいた武孝太朗さんが推薦してくれた作品。
仕事を首になってばかりの冴えない青年と魂の宿ったマネキンが恋をするファンタジック・ラブ・コメディー。
登場人物がことごとくみんな馬鹿ですが、敵も味方も憎めないキャラばかりで安心して見れます。
八十年代らしい夢のあるキラキラしたお話でした。
最初の設定があまり生きてなかったのは残念ですが、そこはご愛嬌でしょうか。
この映画は、ひとりで観るより、みんなで観たほうが楽しめそう。
秒速5センチメートル
日本 2007年
岡庭さん推薦。今回唯一のアニメーション。
主人公が少年時代に経験した初恋の少女との別れから、大人になるまでを淡々と描いた作品です。
背景画が非常にリアルで、新宿とか知ってる場所が出てくるたびに反応してしまいました。
ピュアすぎるくらいピュアなストーリーは、個人的にはストライクゾーンなんですが、みんなで観るのは若干気恥ずかしさを感じました。
しかし問題は、あのラストの歌です。あれがすべてを台なしにしていたと思います。残念。
柔道龍虎房
香港 2004年
主宰塩瀬の推薦作。
変化球きました。香港アクションなのに柔道です。
ただし、設定以外は決して変化球ではなく、案外ちゃんとした友情物のお話。バイオレンスかと思いきや意外と爽やか。映像も無駄にスタイリッシュ。タイトルはB級っぽいが、中身はしっかり骨太な映画です。
しかし、なんでこの界隈の奴らはみんな柔道やってんのか。そもそもそれ本当に柔道なのか。疑問が沸くところはやはり香港アクションですね。
リトル・ストライカー There's Only One Jimmy Grimble
UK 2000年
映画祭ラストを飾るのは久保寺さんの推薦作品。
主人公はサッカー大好き少年。でも、試合では緊張して全然実力が出せない。そんなある日、謎のおばあちゃんから魔法のシューズをもらうのだが……。
奇をてらうことのないストレートで爽やかな映画です。これを日本でやったらただのベタベタな話ですが、イギリス人がやると妙な説得力があります。
ベタベタといっても、ひとつのシューズから、イジメや家庭環境など複合的な問題が解決していくストーリーは案外秀逸で、飽きずに観れました。
以上、見事にバラけた感じです。
個人的には、『リトル・ストライカー』以外は普段自分の意思で手に取らないような映画だったので新鮮でしたね。それぞれに見所があって楽しかったです。
そして…
鑑賞後におこなわれた投票の結果、第1回落合南長崎映画祭のグランプリは、武さん推薦の『マネキン』に決定しました!
武さんには賞品としてクラシック映画『砂漠の三銃士』のDVDがプレゼントされました。
おめでとうございます。
約7時間におよぶ長丁場でしたが、誰ひとり脱落することなく、静かな熱気と共に映画祭は幕を下ろしました。
2009年07月27日
2009年07月16日
黒色サロス
しばらく最新情報がなかったんですが、負味公式サイトに次回作の特設ページがアップされました。
廻天百眼さんが主催する井の頭公園を貸し切った野外イベント『黒色サロス』に参加させていただくことになりました。
詳細は特設ページに譲りますが、イベントが行われる7月22日は皆既日食が起こる日ということで、日食の始まりから終わりにかけて野外劇が進行するようです。なんだかすごい企画ですね。
廻天百眼さんは、学習院大学演劇部時代の後輩で現在舞台を中心に多方面で活躍している大島朋恵さんが所属していた劇団です(現在は退団してレギュラーゲストのような形らしい)。
負味は井の頭公園の一部を貸していただき、映像と書画によるアート・パフォーマンスのような事をする予定です。
こういったアート作品は、負味では初めての試みになります。もう本番一週間前ですが、いまだに成功できるか不安でしょうがないです。
パフォーマーでは、諸事情により前回公演に出演できなかった青木賢治氏が久々の登場です。青木さんは武術修業の傍ら、『負味と申します。』の特設ページで使った水墨画を描いてくれたりと、なんだか宮本武蔵みたいな人です。
映像と書画のコラボレーションというのは、研究者肌の僕と、芸術家肌の青木氏にはぴったりの組み合わせかもしれません。
ちなみに、個人的なことで恐縮ですが、実は7月22日というのは僕の誕生日でして、さらに僕の祖父の命日でもあります。太陽が月に隠れる現象を考えていたとき、ふとそんな事を思い出して、作品の構想が固まっていきました。
つらつらと書いてしまいましたが、イベントは平日の真昼間なので、見に来られる方は少ないでしょうね…。それに、イベントを見に来るくらいなら日食を見ますよね、普通…。
まぁ、入場は無料ですので、もし近くにお住まいの方やお時間のある方などは、日食観察ついでにイベントを見物されていっても面白い、かもしれません。
では、長文失礼いたしました。
廻天百眼さんが主催する井の頭公園を貸し切った野外イベント『黒色サロス』に参加させていただくことになりました。
詳細は特設ページに譲りますが、イベントが行われる7月22日は皆既日食が起こる日ということで、日食の始まりから終わりにかけて野外劇が進行するようです。なんだかすごい企画ですね。
廻天百眼さんは、学習院大学演劇部時代の後輩で現在舞台を中心に多方面で活躍している大島朋恵さんが所属していた劇団です(現在は退団してレギュラーゲストのような形らしい)。
負味は井の頭公園の一部を貸していただき、映像と書画によるアート・パフォーマンスのような事をする予定です。
こういったアート作品は、負味では初めての試みになります。もう本番一週間前ですが、いまだに成功できるか不安でしょうがないです。
パフォーマーでは、諸事情により前回公演に出演できなかった青木賢治氏が久々の登場です。青木さんは武術修業の傍ら、『負味と申します。』の特設ページで使った水墨画を描いてくれたりと、なんだか宮本武蔵みたいな人です。
映像と書画のコラボレーションというのは、研究者肌の僕と、芸術家肌の青木氏にはぴったりの組み合わせかもしれません。
ちなみに、個人的なことで恐縮ですが、実は7月22日というのは僕の誕生日でして、さらに僕の祖父の命日でもあります。太陽が月に隠れる現象を考えていたとき、ふとそんな事を思い出して、作品の構想が固まっていきました。
つらつらと書いてしまいましたが、イベントは平日の真昼間なので、見に来られる方は少ないでしょうね…。それに、イベントを見に来るくらいなら日食を見ますよね、普通…。
まぁ、入場は無料ですので、もし近くにお住まいの方やお時間のある方などは、日食観察ついでにイベントを見物されていっても面白い、かもしれません。
では、長文失礼いたしました。
2009年07月15日
2009年07月08日
スロニワ戦記

とはいえ2代目『カンタくん』これ2000円前後で買ったけど、ぶっちゃけその何十倍いや何百倍、下手したらそれ以上!?の価値があったと思う。一時勝てなくなった時俺を救い出してくれたのはこいつの御陰といっても過言ではない。今までほんとにお世話になった。ありがとう、そしてさようなら。これも時代の流れさ。たま〜に使ってやるかな。
2009年07月07日
今日も売られていくあの子
保育園なのか幼稚園なのかはわかりませんが、公園で大勢の子供が散歩しているのをよく見かけます。
二人づつ手をつないで列になって歩くというのが一般的ですが、列になって歩くのも困難な幼い子供達の場合、柵の付いた手押し車に乗せられて、その手押し車を保育士が押している事が多いです。
あの柵付き手押し車はなんという名称なのでしょう?私は「奴隷市場」と呼んでいるのですが、あの手押し車に乗せられた子供達の顔が好きです。
皆、遠い目をしています。あれは売られていく奴隷の目なのだと思っていました。
しかし、最近気付いたのです。自分が「奴隷の目」だと思っていたのは実は「檻の中から外を眺める目」にすぎないのではないかと。
「売られていく奴隷」の姿を想像して見てください。ぼろぼろの服、汚れた顔、何日も洗っていない髪、他の奴隷を傷つけないように爪だけはちゃんと切られた荒れた手、そして今まで暮らしていた場所とは全く違う世界を眺める目。
しかし、その目は「奴隷の目」ではないのです。
檻の中に入れられるだけで人はそんな目になってしまうのです。きっと。
試しに家の近所の駐車場に入って、フェンスの金網を掴みながら外を見てみました。
思わず、少し遠くを眺めてしまいました
その時、僕もきっとあの目をしていたはずです。
二人づつ手をつないで列になって歩くというのが一般的ですが、列になって歩くのも困難な幼い子供達の場合、柵の付いた手押し車に乗せられて、その手押し車を保育士が押している事が多いです。
あの柵付き手押し車はなんという名称なのでしょう?私は「奴隷市場」と呼んでいるのですが、あの手押し車に乗せられた子供達の顔が好きです。
皆、遠い目をしています。あれは売られていく奴隷の目なのだと思っていました。
しかし、最近気付いたのです。自分が「奴隷の目」だと思っていたのは実は「檻の中から外を眺める目」にすぎないのではないかと。
「売られていく奴隷」の姿を想像して見てください。ぼろぼろの服、汚れた顔、何日も洗っていない髪、他の奴隷を傷つけないように爪だけはちゃんと切られた荒れた手、そして今まで暮らしていた場所とは全く違う世界を眺める目。
しかし、その目は「奴隷の目」ではないのです。
檻の中に入れられるだけで人はそんな目になってしまうのです。きっと。
試しに家の近所の駐車場に入って、フェンスの金網を掴みながら外を見てみました。
思わず、少し遠くを眺めてしまいました
その時、僕もきっとあの目をしていたはずです。
2009年07月01日
タマにはパチンコ
「全ツッパ」懐かしい響きでもあり、男らしい度胸のある言葉だと思ってます。昨日朝一、打てる水準のスロット台がないので久しぶりにパチンコの島へ。パラパラと客がついてる程度なので、月末にしては寂しい稼働だなと思い店を去ろうとしたところあらびっくり。出口付近の1列が満台じゃないですか!よく見たら『エヴァ5最後のシ者』どうやら本日はエヴァの日らしい。導入から数ヶ月?経つものの一度も触ったことがなかったのでいい機会だから打ってみようかなぁ、と考えていたら丁度一台空き台に。朝一から204回転でヤメてあるので投資10本で204か?それはいいのか悪いのか?ヤメたオッサンはプロかアマか?などと頭を回転させてみるもパチンコに関しては素人以上玄人未満の知識しか持ち合わせていないので、とりあえず実戦してみることに。
投資10本、何回かSPリーチはあったものの正直まず当たらなさそうなのしかなくすでに飽き気味。しかし、やめられない。俺の中でやめちゃ駄目サインが発動してる。だって回転数436ですよ、204からだから232回ったってこと。たぶん調べる必要なくこれボーダーライン超えてるっしょ。偶然てことも考えられるけど、この台ヤメても他にやることないし、、、やってみっか全ツッパ(出るまで金をぶち込み続けること)良しっ、やってやる!
1時間後。当たらねー。両隣は当たりまくってるのに俺の台のチルドレン共は同じシトに何回もやられまくる駄目チルドレンばかり。だが全ツッパと決めたからにはこんな程度でへこたれる訳にはいきませんよ。
投資24本、742回転、実質538回転でようやく大当たり。単発だけど(泣)しかし千円辺り22回転は回ってたので打ち続けたことに決して間違いはないはず。その後344単発。336確変→3連。146突確→単発。で何とか3箱位出るものの展開的にきつい感じだしこれ以上当たる気がしない。案の定3箱ノマれ再び現金投資へ。。。
結果はボロ負け。初当たりと確変の引きに恵まれなかったから仕方ない。いや、仕方ないじゃ済まされない位負けた。悔しいけど甘釘台を打ったということで立ち回り的にはこれでいいんだよね!?う〜ん、まあ次に期待しよう。
投資10本、何回かSPリーチはあったものの正直まず当たらなさそうなのしかなくすでに飽き気味。しかし、やめられない。俺の中でやめちゃ駄目サインが発動してる。だって回転数436ですよ、204からだから232回ったってこと。たぶん調べる必要なくこれボーダーライン超えてるっしょ。偶然てことも考えられるけど、この台ヤメても他にやることないし、、、やってみっか全ツッパ(出るまで金をぶち込み続けること)良しっ、やってやる!
1時間後。当たらねー。両隣は当たりまくってるのに俺の台のチルドレン共は同じシトに何回もやられまくる駄目チルドレンばかり。だが全ツッパと決めたからにはこんな程度でへこたれる訳にはいきませんよ。
投資24本、742回転、実質538回転でようやく大当たり。単発だけど(泣)しかし千円辺り22回転は回ってたので打ち続けたことに決して間違いはないはず。その後344単発。336確変→3連。146突確→単発。で何とか3箱位出るものの展開的にきつい感じだしこれ以上当たる気がしない。案の定3箱ノマれ再び現金投資へ。。。
結果はボロ負け。初当たりと確変の引きに恵まれなかったから仕方ない。いや、仕方ないじゃ済まされない位負けた。悔しいけど甘釘台を打ったということで立ち回り的にはこれでいいんだよね!?う〜ん、まあ次に期待しよう。